我が家は2児とも、幼児教室や塾には行かず、通信教育や市販のワーク類を用いて家庭学習に取り組んでいます。
私は10年以上小学校教員として、働いている2児のワーママです。この記事を読むことで、通信教育ポピーが向いている家庭や不向きの家庭を知り、家庭学習に最適な通信教育や教材を理解することができます。
結論から先に言うと、私たちに「ポピー」は合わず、3ヶ月で解約をしました。
退会後は、こどもチャレンジを始め、一年以上続いている状態です。
ポピー開始時の状況
ポピーを始めたきっかけ

2学年離れた長男がワークやプリントで学習する様子を見て、次男も学習をしてみたいと強く思うようになったことがきっかけでした。
次男の性格的に、コツコツやる継続性は期待できなかったので、程よいレベルの通信教育を探し始めました。
そんな時に、保育園から「ポピー」の体験申し込み書を持って帰ってきたので、申し込んでみました。
体験とは思えないほど、とてもいいワークでした。巷にあふれているお試しワークの薄いものとは、異なり、内容がぎっしり詰め込まれたワークに親子共に「これだー!」と興奮しました。
ポピー開始時の学習環境

共働きのため、学習時間は平日は朝の20分程。休日は、たっぷり時間をかけて学習することが可能です。
しかし基本、私が1人で見ることが多いので、つきっきりで教える教材は少し負担に感じてしまいます。また、家庭での親子の関わりを優先したい気持ちもあり、幼児教室や塾は、まだ必要性を感じていません。
つきっきりで教えたくはないけど、親子のふれあい時間も確保したい!というなんともわがままな気持ちです・・・。
「ポピー」3ヶ月で解約〜解約理由〜

3ヶ月ポピーを受講しましたが、解約時期の影響もあり、1ヶ月半で解約を決断しました。
スピード解約の理由は3つあります。
それぞれ順番に解説していきます。
子ども1人で学習ができない

退会の一番の理由はこれです。
忙しい親にとって、隣でつきっきりで学習を進めることは辛いです。
勉強させたい!
でも、つきっきりで教えるのは・・・
かといって、幼児教室や塾は・・・
そのためには、子どもがある程度自分で学習を進められるような内容や学習の統一感は大切です。
ポピーの内容としては、そこまで難しいものはなく、問題文を隣で読んであげると理解して進めることができます。
しかし、ワークページの次に、絵本部分があったり、親子で体操があったりという構成だと、家事中に毎回呼び出され、親の手を止められてしまうと親子でイライラして疲れてしまいました。


「後で読むね」
「今度体操しようか」
と受け流すことに親のこちらが疲れてしまいました。
また、1人でやりたい我が子も
「次何するの?」
「これどういうこと?」と
1人でできないワークにもどかしさを感じていました。
ワーク部分が少ない

おためしワークを取り寄せた際は、程よいレベル感でワークが続くことが、とても魅力的でした。
子どもも夢中になって取り組み、「やりたい!」ということで受講することになりました。
しかし、いざ受講してみると内容量から、ワーク部分が少なく感じました。
「きいどり1月号」 65ページ中 17ページが「シール貼り」や「線つなぎ」、「絵合わせ」でした。

残りは絵本部分や、季節や行事のお話、製作部分と内容が多岐に渡っていました。
ワーク大好きっ子の我が子にとっては、充実感がえにくかったです。
子どもが飽きた

キャクターの設定、ワーク部分の少なさ、1人でできないという様々な要因から最終的に子どもが飽きてしまいました。
ワークが届いても夢中で開封するということもなく、反応をしめさなくなったので解約に至りました。
退会後の家庭学習

ポピー解約後、継続して行い、効果を感じている家庭学習があります。
それは、「七田式プリント」と「こどもちゃれんじ」です。
親の私の歯がゆいところに届いてくれるし、子どものニーズを満たしてくれる必須教材です。
毎日3枚 七田式プリント

4歳から始めた七田式プリントに、引き続き毎朝3枚ずつ取り組んでいます。
レベル感や、学習内容のバラつきがないため、学習習慣の確立に繋がっています。
また、4回連続の内容が続くため、ある程度子どもが1人で進めることができ、共働きの私たちは大変助かっています。
家庭での学習習慣づくりや、毎日のルーティン学習に「七田式プリント」は最適だと感じています。
七田式プリントに魅力を感じてから、コツコツ続けています。
長男はCレベルまで、次男はBに挑戦中です。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
こどもチャレンジに切り替え

ダイレクトメールで届いたこどもチャレンジを見て、「これをやりたい!」と強く訴えられたこともあり、こどもチャレンジに切り替えました。
今のところ、飽きずに1年以上続けています。ワークを一度やり始めると、最後までやりたがり、1日で終えてしまう月もある程です。
同じ通信教育として「ポピー」と何が違うのか。
まず、ワーク部分と絵本部分が分離されています。ワーク学習中に
「絵本読んで」
とならない点でも助かっています。
また、ワーク内で学習内容に統一感があることや、子ども自身の力で開いて書き込めるというワーク冊子自体の綴じ方の違いも親としては助かります。
正式には、中綴じというそうです。
その辺りの細かい配慮には、こどもちゃれんじさんのユーザー数の多さから納得がいきますね。
退会理由から考える ポピーが向いているご家庭
時間・心にゆとりがある

子どもの急な
「このお話読んで」
「この体操やってみたい」
に応えられるご家庭は親子共に楽しむことができると思います。
私たちは、生活リズム上、平日朝の20分の中で、どうしても子どもからの要望に応えることができませんでした。
季節や祭事の知識を楽しみたい

幼稚園や保育園以外でも「季節の話」や「行事」について学習したい方には、取り掛かりと教材として、おすすめです。
特に1月号のおせち料理や、行事遊びでは、絵本や体験で学べなかったものを遊びながら学習することができました。
お正月遊びの「福笑い」は、とても楽しく、子どもとぜひやってもらいたい遊びです。
それを一から全て用意するとなると大変ですが、付録としてついてくるので手軽に行事遊びを楽しむことができます。
他の教材も使用している

幼児教室や他の教材を使用している場合は、お楽しみとして併用できます。
親御さん自身が、お子さんの年齢に応じて達成すべき課題や必要なスキルが分かっている場合は、楽しみながら取り組めると思います。
しかし、私のような幼児期の適齢に合わせた課題が分からないご家庭や他の教材を使用していない場合は、少々物足りない内容になるかもしれません。
通信教育デビュー

初めて通信教育を受講される方は、取り掛かり教材として受講するにはオススメです。レベルや価格的にも、負担にならず、始めやすい教材です。
まとめ
我が家が「ポピー」を解約した理由をお話ししました。
家庭環境やお子さんの様子により、適切な教材は異なると思います。
あくまで一意見としてご参考にしてください。
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