こどもちゃれんじをやっているけれど、最近話題の思考力が身についているか心配になりませんか。
我が家では、キッズワークと知育プラスを2年間取り組んできました。
小学校教員的目線で知育プラスが思考力育成に効果的なのか。また、できるだけ安価に問題量を増やす具体的な手立てを紹介していきます。
知育プラス12月号
12月号で身につく力

11月号のテーマは「尺度をそろえて比べる」です。
ひらがなの読み書きページが10ページと盛りだくさんでした。また数の合成・分解も6ページと復習感強めの内容となっていました。特に数の分解においては、「3」「5「7」「9」と全ての数が網羅されており、基礎的な力がしっかりと定着しそうです。
すでに受講中の方は、545円で追加受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
電話番号
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
キッズワークと知育プラスの違い

簡単に言うと、知育プラスの方が発展問題が多く、難しいです。
楽しく学習をやらせたい
しまじろう大好き →キッズワーク
思考力をつけたい
キッズワークが簡単すぎる→知育プラス
知育プラスは論理的思考力を養うことに特化したワークです。難しいですね。簡単に言うと、「正解」を教えるのではなく、「解き方」を教えるワークです。

論理的思考力を育むシンキングフレームとして6つの項目があります。
これらのシンキングフレームは正解を教えるのではなく、「考え方」を育むメゾットです。難しい課題や知らない課題に直面した時に経験や既習事項から解決する力を育みます。また、この力は「相手に分かりやすく説明する力」や「相手と意見を調整する力」につながると言われています。
そのため、キッズワークは子ども1人でできる問題が多めでしたが、知育プラスは親子のやりとりが必要な問題も出てきます。
「どうしてそうなるの?」と理由を説明する場面が発生します。
そのため、子どもの学習習慣をつけさせるためには不向きのワークです。
ある程度、学習習慣が定着してきたお子さんにオススメです。
12月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で30ページの仕上がりとなっています。

ワーク構成
21ページまでは基本問題。(キッズワークと連動)
22〜25ページは応用問題。
26〜30ページはシンキングフレーム。
- 同じもの探し
- ひらがな なぞりがき なぞなぞ
- 迷路
- ひらがな 読み
- 回転、系列
- 数の分解
- 数唱 40まで
- 同音異義語
- 数の合成、分解
- ★1日の流れ
- ★順序数、ひらがな読み
- ★★尺度をそろえて比べる 並び替え
知育プラスで育てる力
国語と算数に結びつく力

12月号では「尺度をそろえて比べる」がテーマです。
12月号はひらがなと数の合成・分解に関する問題が多く取り扱われていました。21ページまでは、キッズワークと同じ内容に繰り返し取り組むことができるため、キッズワークでは扱えなかった出題形式で学習を進めることができます。
追加でプリントが必要な方は無料サイトで印刷可能です。




応用問題にチャレンジ

①1日の時間の流れ

応用問題では、1日の流れをカードを使って整理します。
キッズワーク11月号にも同じような問題がありましたね。今回はカードを自ら並び替えて、整理する必要があるのでレベルが少し上がっています。
②順序数を使ってひらがなを読もう

指示されたところのひらがなを変えて、正しい読み方にかえる問題です。おしりたんてい好きの息子は、暗号読解のように楽しく取り組めていました。
ワーク最難関の挑戦問題

12月号の挑戦問題は「クリスマスは おおいそがし」の問題でした。
テーマとしては「尺度をそろえて比べる」で基準に従って並び替えたり、並び方の決まりを見つけたりする問題でした。
同じケーキでも見る視点によって、並び方が変わることを学習できる良い問題でした。
①情報を読み取る

文の中に必要な情報が書かれています。よく読んで理解する読解力が必要です。
②基準に従って並び替える

基準に従って、イラストをよく見ながら並び替える力が必要です。最後の問題は基準が明示されず、並べられた2つのイラストから「何が」基準になっているのか見極める力が求められます。
「大小」、「多少」、「長短」そして「高低」と4つの視点で並びが異なることを学べる問題でした。
お子さんが気づかなかった視点を学ぶためにも良問だったように思います。
番外編 なぞなぞに挑戦

小学生になると、子どもたち同士でなぞなぞを出し合う姿が見られるようになってきます。低学年の間は、
「ん?なぞなぞの意味が・・・」となることも多いです。
そんななぞなぞに挑戦です。自分で考えて出すことは難しですが、答える方ならイラストなどのヒントがあることでできる年齢になってきました。
会話の中で、このようなレベル間のクイズを出してあげることで、徐々になぞなぞに慣れ親しんでいくことができます。
オススメのワーク

挑戦問題や応用問題を楽しく進めることができたのなら、こんなワークもオススメです。
「4〜6歳 こども知能パズル すいり」学研



観察力や条件整理力を育てるのにぴったりの1冊です。
後半には難しい問題も出てきますが、推理問題には楽しく取り組み、探偵気分を味わっていました。
「4歳 やってみよう あふれるなぜ?どうして?に応える観察力や思考力を育てる」 新・知力開発



レベル的には、キッズワーク問題くらいです。観察力や思考力問題に特化しているので使いやすいワークです。
シリーズ物なので、簡単だった場合はぜひレベルアップしてください。
こどもちゃれんじのキッズワークをすぐに終えてしまうお子さんは、ぜひ知育プラスを追加受講することをオススメします。
難しい問題を楽しみながら取り組むためには、幼少期からの学習経験が大きく関係します。ぜひ親子で楽しみながら、答えを求める過程も楽しんで欲しいです。そのためにできるだけ安価で大量に学習できるよう、紹介したサイトやワークをお使いください。
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