こどもちゃれんじをやっているけれど、最近話題の思考力が身についているか心配になりませんか。
我が家では、キッズワークと知育プラスを2年間取り組んできました。
小学校教員的目線で知育プラスが思考力育成に効果的なのか。また、できるだけ安価に問題量を増やす具体的な手立てを紹介していきます。
知育プラス2月号
2月号で身につく力

2月号のテーマは「因果関係を理解する」です。
学習内容が多岐に渡っており、今までの学習を活用できそうな内容でした。また、時計の学習が回を重ねるごとにレベルアップしており、時計の正時読みが定着しそうです。
すでに受講中の方は、545円で追加受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
電話番号
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
キッズワークと知育プラスの違い

簡単に言うと、知育プラスの方が発展問題が多く、難しいです。
楽しく学習をやらせたい
しまじろう大好き →キッズワーク
思考力をつけたい
キッズワークが簡単すぎる→知育プラス
知育プラスは論理的思考力を養うことに特化したワークです。難しいですね。簡単に言うと、「正解」を教えるのではなく、「解き方」を教えるワークです。

論理的思考力を育むシンキングフレームとして6つの項目があります。
これらのシンキングフレームは正解を教えるのではなく、「考え方」を育むメゾットです。難しい課題や知らない課題に直面した時に経験や既習事項から解決する力を育みます。また、この力は「相手に分かりやすく説明する力」や「相手と意見を調整する力」につながると言われています。
そのため、キッズワークは子ども1人でできる問題が多めでしたが、知育プラスは親子のやりとりが必要な問題も出てきます。
「どうしてそうなるの?」と理由を説明する場面が発生します。
そのため、子どもの学習習慣をつけさせるためには不向きのワークです。
ある程度、学習習慣が定着してきたお子さんにオススメです。
2月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で30ページの仕上がりとなっています。

ワーク構成
21ページまでは基本問題。(キッズワークと連動)
22〜25ページは応用問題。
26〜30ページはシンキングフレーム。
- 同じもの探し
- 広さ比較&迷路
- カタカナの読み
- 時計の読み
- ひらがな なぞりがき
- 間違い探し
- ひらがなの読み
- 時計の読み
- 計数、仲間分け
- カタカナの読み
- 迷路
- 時計の読み
- 数の合成・分解
- ★あいさつをしよう
- ★ふゆのとりをみてみよう
- ★★どんなことがあったのかな?
知育プラスで育てる力
国語と算数に結びつく力

2月号では「因果関係を理解する」がテーマです。
2月号は今までの学習を活用した問題が多く登場していました。また、キッズワークよりも、時計の読みがレベルアップしていました。21ページまでは、キッズワークと同じ内容に繰り返し取り組むことができるため、キッズワークでは扱えなかった出題形式で学習を進めることができます。
追加でプリントが必要な方は無料サイトで印刷可能です。
https://startoo.co/workbook/111831
応用問題にチャレンジ

①あいさつをしよう!

周りの人とのコミュニケーションの取り方や社会性を問われる問題でした。対応している2枚の絵を見て、
「いつ」
「どこで」
するあいさつなのか確認しましょう。

②冬のとりをみてみよう

冬の鳥の特徴や名前について学習することができます。
親の得手不得手で、どうしても家庭教育は内容が偏ってしまいがちです。
そのため、このように普段知り得ることがないような知識を楽しく学習できるところがありがたいですね。
ワーク最難関の挑戦問題

2月号の挑戦問題は「どんなことがあったのかな」の問題でした。
テーマとしては「因果関係を理解する」で、絵を見ながら、なぜそうなったのか原因を考えることで物事の因果関係を捉える力を育む内容でした。
知育プラスの1年間カリキュラムの中で「因果関係を理解する」内容は今月のみであるため、貴重な回となっています。
①結末から直前の出来事を推察

手が汚れていたうさぎさんが何かで手を洗うと手が綺麗になっているというお話です。
「うさぎさんは何で手を洗ったのかな?」
と問いかけることで、自然と石鹸で手を洗ったから手が綺麗になったと推察することができます。
②結末の違いから、直前の出来事を推察

3匹のうさぎそれぞれの結末が異なっています。結末の違いに着目し、
「何があったのかな」
と問いかけることで、途中でなにがあったのか推察することができます。
③物語の構成を考える

結末から話の途中の出来事を推測する問題です。
雨と雪の2つのシールがありました。対照的ではないので、結末をよく見て選択する必要がありました。また、シールを貼り終えた後、どんなお話なのか説明します。
簡単に言ってしまえば、
“雪が降ってきてみんなで雪遊びをした”
というお話ですが、子どもなりに考えて、
「最後はみんなポカポカになったよ。」とホッコリするお話を考えてくれました。
小学生になると、どうしても作文のように“書く”活動が増え、作文を嫌う子が増えてきます。
しかし、本来子どもたちは、自分たちでお話を作ることが大好きです。人形遊びや、ゲームの中の何かになりきってする遊び、空想上の生き物を描くこと。
自由に表現することの楽しさや、心地よい言葉のリズムを見つけることを親子で一緒にできると尚いいですね。

オススメのワーク

挑戦問題や応用問題を楽しく進めることができたのなら、こんなワークもオススメです。
「4〜6歳 こども知能パズル すいり」学研



観察力や条件整理力を育てるのにぴったりの1冊です。
後半には難しい問題も出てきますが、推理問題には楽しく取り組み、探偵気分を味わっていました。
「4歳 やってみよう あふれるなぜ?どうして?に応える観察力や思考力を育てる」 新・知力開発


レベル的には、キッズワーク問題くらいです。観察力や思考力問題に特化しているので使いやすいワークです。
シリーズ物なので、簡単だった場合はぜひレベルアップしてください。
こどもちゃれんじのキッズワークをすぐに終えてしまうお子さんは、ぜひ知育プラスを追加受講することをオススメします。
難しい問題を楽しみながら取り組むためには、幼少期からの学習経験が大きく関係します。ぜひ親子で楽しみながら、答えを求める過程も楽しんで欲しいです。そのためにできるだけ安価で大量に学習できるよう、紹介したサイトやワークをお使いください。
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