こどもちゃれんじをやっているけれど、最近話題の思考力が身についているか心配になりませんか。
我が家では、キッズワークと知育プラスを2年間取り組んできました。
小学校教員的目線で知育プラスが思考力育成に効果的なのか。また、できるだけ安価に問題量を増やす具体的な手立てを紹介していきます。
知育プラス1月号
1月号で身につく力

1月号のテーマは「全体と部分を把握する」です。
学習内容が多岐に渡っており、今までの学習を活用できそうな内容でした。また、キッズワーク同様に数の合成・分解では5〜8の数に集中して取り組むため、基礎的な力がしっかりと定着することができそうです。
すでに受講中の方は、545円で追加受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
電話番号
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
キッズワークと知育プラスの違い

簡単に言うと、知育プラスの方が発展問題が多く、難しいです。
楽しく学習をやらせたい
しまじろう大好き →キッズワーク
思考力をつけたい
キッズワークが簡単すぎる→知育プラス
知育プラスは論理的思考力を養うことに特化したワークです。難しいですね。簡単に言うと、「正解」を教えるのではなく、「解き方」を教えるワークです。

論理的思考力を育むシンキングフレームとして6つの項目があります。
これらのシンキングフレームは正解を教えるのではなく、「考え方」を育むメゾットです。難しい課題や知らない課題に直面した時に経験や既習事項から解決する力を育みます。また、この力は「相手に分かりやすく説明する力」や「相手と意見を調整する力」につながると言われています。
そのため、キッズワークは子ども1人でできる問題が多めでしたが、知育プラスは親子のやりとりが必要な問題も出てきます。
「どうしてそうなるの?」と理由を説明する場面が発生します。
そのため、子どもの学習習慣をつけさせるためには不向きのワークです。
ある程度、学習習慣が定着してきたお子さんにオススメです。
1月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で30ページの仕上がりとなっています。

ワーク構成
21ページまでは基本問題。(キッズワークと連動)
22〜25ページは応用問題。
26〜30ページはシンキングフレーム。
- 間違い探し
- ひらがな なぞりがき
- 迷路
- 時計の理解
- 仲間分け ものの関連性
- ひらがなの読み
- 数の合成・分解、図形の位置
- カタカナの読み
- 同じもの探し
- 順序数
- ★なんていうのかな?
- ★ふゆのどうぶつ
- ★★尺度をそろえて比べる これはどこ
知育プラスで育てる力
国語と算数に結びつく力

1月号では「全体と部分を把握する」がテーマです。
1月号は今までの学習を活用した問題が多く登場していました。また、キッズワーク同様に数の合成・分解では5〜8の数に集中して取り組むため、基礎的な力がしっかりと定着しそうです。21ページまでは、キッズワークと同じ内容に繰り返し取り組むことができるため、キッズワークでは扱えなかった出題形式で学習を進めることができます。
追加でプリントが必要な方は無料サイトで印刷可能です。


応用問題にチャレンジ

①なんていうのかな?

周りの人とのコミュニケーションの取り方や社会性を問われる問題でした。席を譲る際の
「どうぞ、おかけください。」
は、なかなか使う機会がないので難しかったかもしれません。この際に、いろいろなやり取りを学習してみましょう。

②冬の動物について知ろう

主語と述語(動詞)の学習でした。難易度的には高くないですが、冬眠とは何なのか、なぜ冬眠するのかということを学習することができます。
親の得手不得手で、どうしても家庭教育は内容が偏ってしまいがちです。
そのため、このように普段知り得ることがないような知識を楽しく学習できるところがありがたいですね。

ワーク最難関の挑戦問題

1月号の挑戦問題は「たからさがしに いこう」の問題でした。
テーマとしては「全体と部分を把握する」で全体を見て、どのパーツが適切なのか。反対に一部分を見て、全体像はどれなのか。という学習内容でした。
知育プラス7月号の挑戦問題とパターンは同じでしたが、各ページ、レベルが上がっていました。
①全体を捉え、特徴をつかむ

橋がないところが3箇所あります。3箇所とも長さが違うため、長さに着目することで、適切な橋を選択することができます。
見る範囲が広いため、
「どこが一番長い橋が必要かな?」
「どこが一番短い橋かな?」
という声かけをすることで、見るポイントが分かり捉えやすくなります。
②一部分の特徴を捉え、全体像をつかむ

像の模様に着目することで、2つにまで絞ることができます。
その他の相違点に気づくことで、選択することができます。今までのシルエットクイズや同じもの探しと良く似ているので、難易度はそこまで高くないです。
③丁寧さがものを言う!

7月号と非常に良く似ていますが、見る視点が横だけではなく、縦も追加されています。
情報量や見る視点が増えることで、見逃しが多くなってしまうので丁寧に情報を読み取る方法を教えてあげましょう。


先ずは横の上から順番に、次は縦の左から順番にと丁寧な読み取り方法を教えてあげることで、膨大な情報量から必要な情報を選び取る方法を知ることができます。
オススメのワーク

挑戦問題や応用問題を楽しく進めることができたのなら、こんなワークもオススメです。
「4〜6歳 こども知能パズル すいり」学研



観察力や条件整理力を育てるのにぴったりの1冊です。
後半には難しい問題も出てきますが、推理問題には楽しく取り組み、探偵気分を味わっていました。
「4歳 やってみよう あふれるなぜ?どうして?に応える観察力や思考力を育てる」 新・知力開発



レベル的には、キッズワーク問題くらいです。観察力や思考力問題に特化しているので使いやすいワークです。
シリーズ物なので、簡単だった場合はぜひレベルアップしてください。
こどもちゃれんじのキッズワークをすぐに終えてしまうお子さんは、ぜひ知育プラスを追加受講することをオススメします。
難しい問題を楽しみながら取り組むためには、幼少期からの学習経験が大きく関係します。ぜひ親子で楽しみながら、答えを求める過程も楽しんで欲しいです。そのためにできるだけ安価で大量に学習できるよう、紹介したサイトやワークをお使いください。
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