こどもちゃれんじをやっているけれど、最近話題の思考力が身についているか心配になりませんか。
我が家では、キッズワークと知育プラスを2年間取り組んできました。小学校教員的目線で、知育プラスが思考力育成に効果的なのか。また、できるだけ安価に問題量を増やす具体的な手立てを紹介していきます。
知育プラス4月号
4月号で身につく力

*数唱・・・数字を数えること
*計数・・・いくつあるのか数えること
4月号のテーマは「要素ごとに分類する」です。
画数の少ない文字を中心になぞり書きの問題多めの構成となっています。
また、「計数」と言われる数を数える問題も多めでした。そして、キッズワーク4月号の挑戦問題として出てきた問題系統が7ページにわたり出題されていました。キッズワークの挑戦問題が理解できたお子さんには、ぜひチャレンジして欲しいレベル感になっています。
すでに受講中の方は、545円で追加受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
電話番号
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
キッズワークと知育プラスの違い

簡単に言うと、知育プラスの方が発展問題が多く、難しいです。
楽しく学習をやらせたい
しまじろう大好き → キッズワーク
思考力をつけたい
キッズワークが簡単すぎる → 知育プラス
知育プラスは論理的思考力を養うことに特化したワークです。
難しいですね。簡単に言うと、「正解」を教えるのではなく、「解き方」を教えるワークです。
論理的思考力を育むシンキングフレームとして6つの項目があります。

これらのシンキングフレームは正解を教えるのではなく、「考え方」を育むメゾットです。難しい課題や知らない課題に直面した時に経験や既習事項から解決する力を育みます。
また、この力は「相手に分かりやすく説明する力」や「相手と意見を調整する力」につながると言われています。
そのため、キッズワークは子ども1人でできる問題が多めでしたが、知育プラスは親子のやりとりが必要な問題も出てきます。
「どうしてそうなるの?」と理由を説明する場面が発生します。
そのため、子どもの学習習慣をつけさせるためには不向きのワークです。
ある程度、学習習慣が定着してきたお子さんにオススメです。
4月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で30ページの仕上がりとなっています。
21ページまでは基本問題。(キッズワークと連動)
22〜25ページは応用問題。
26〜30ページはシンキングフレーム。

- 図形迷路
- ひらがななぞり書き
- 計数 7まで
- ものの関連性
- 探し絵 計数 10まで
- 迷路 運筆
- 影絵
- 言葉づくり
- 大きさ比べ
- 仲間分け
- ひらがな読み
- ★条件整理(要素ごとに分類)
知育プラスで育てる力
国語と算数に結びつく力

4月号では「要素ごとに分類」がテーマです。
内容はキッズワークと同様に「ひらがなのなぞりがき」と「計数」問題多めでした。21ページまでは、キッズワークと同じ内容に繰り返し取り組むことができるため、運筆とひらがなの読みを中心に行なっています。
追加でプリントが必要な方は、下記記事内で紹介している無料サイトで印刷可能です。
応用問題にチャレンジ

キッズワークより問題のレベルが上がります。応用問題では、「言葉づくり」と「仲間分け」を学習します。1つずつ見ていきましょう。
①プリント活用で「言葉づくり」
ワーク内では、カードを使って「言葉づくり」をしていきます。イラストがあったり、虫食いになっていたりとヒントが多いため、楽しみながら取り組めます。
知育プラスの11月号には「しりとり」も出てくるので、「しりとり力」を高める学習に繋がります。
「ことばづくり」は物の名前を知ることやひらがなの読みに効果的なのでオススメです。
そのために本当はひらがなカードを使って、言葉づくりをすることが効果的だとは思うのですが、個人的にゴミが増えることが好きではないので・・・
追加で学習をする際は、イラスト付き&文字数少なめの簡単プリントから始めてみましょう。物足りない子は難しいレベルもどうぞ。
簡単レベル

難しいレベル

②社会性に結びつく 仲間分け
学校でも知っているものとサラッと流されてしまう「物の名前」や「使い方」、「分類」です。普段から身の回りにある物だと分かるのですが、あえて学習するところではないので、お子さんが知っているかどうか確認の意味でやってみましょう。
簡単レベル

難しいレベル

難しいレベルは難易度高めです。
ワーク最難関の挑戦問題

4月号の挑戦問題は「条件整理」の問題でした。知育プラスも同様に挑戦問題は「条件整理」の問題でした。
おしりたんてい好きの息子としては、たんてい気分で夢中で取り組んでいました。

①3語文以上を読む力
「ちゃいろで まるい ケーキ」と必要な単語を理解する力が必要です。
②条件を1つずつ選ぶ力
まず初めに、「ちゃいろ」のケーキを選びます。
最後に、「まるい」ケーキを選んだら正解です。
難しい場合は、このように条件を1つずつ一緒に選んでいくと、しだいに1人でできるようになってきます。ちなみに知育プラスでは、このような挑戦問題の解き方手順を解説してくれています。
「ちゃいろのけーきは赤まるを。」
「まるいケーキは青まるを。」
「赤まると青まるが入っているものが正解!」
条件の整理の仕方を手順ごとに示してくれるので分かりやすいですね。
まさに「考え方」を育むメゾットとうたっているワークだけあります。
オススメのワーク

挑戦問題や応用問題を楽しく進めることができたのなら、こんなワークもオススメです。
「4〜6歳 こども知能パズル すいり」学研

観察力や条件整理力を育てるのにぴったりの1冊です。
後半には難しい問題も出てきますが、推理問題には楽しく取り組み、探偵気分を味わっていました。

こどもちゃれんじのキッズワークをすぐに終えてしまうお子さんは、ぜひ知育プラスを追加受講することをオススメします。
難しい問題を楽しみながら取り組むためには、幼少期からの学習経験が大きく関係します。ぜひ親子で楽しみながら、答えを求める過程も楽しんで欲しいです。
そのためにできるだけ安価で大量に学習できるよう、紹介したサイトやワークをお使いください。
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