こどもちゃれんじをやっているけれど、最近話題の思考力が身についているか心配になりませんか。
我が家では、キッズワークと知育プラスを2年間取り組んできました。
小学校教員的目線で知育プラスが思考力育成に効果的なのか。また、できるだけ安価に問題量を増やす具体的な手立てを紹介していきます。
知育プラス9月号
9月号で身につく力

9月号のテーマは「要素ごとに分類する」です。
学習内容はキッズワークとよく似ていて、数の合成が登場してきています。
ひらがなのよくある間違い部分を重点的に取り入れているため、キッズワークの挑戦問題が理解できたお子さんには、ぜひチャレンジして欲しいレベル感になっています。
すでに受講中の方は、545円で追加受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
電話番号
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
キッズワークと知育プラスの違い

簡単に言うと、知育プラスの方が発展問題が多く、難しいです。
楽しく学習をやらせたい
しまじろう大好き →キッズワーク
思考力をつけたい
キッズワークが簡単すぎる→知育プラス
知育プラスは論理的思考力を養うことに特化したワークです。難しいですね。簡単に言うと、「正解」を教えるのではなく、「解き方」を教えるワークです。

論理的思考力を育むシンキングフレームとして6つの項目があります。
これらのシンキングフレームは正解を教えるのではなく、「考え方」を育むメゾットです。難しい課題や知らない課題に直面した時に経験や既習事項から解決する力を育みます。また、この力は「相手に分かりやすく説明する力」や「相手と意見を調整する力」につながると言われています。
そのため、キッズワークは子ども1人でできる問題が多めでしたが、知育プラスは親子のやりとりが必要な問題も出てきます。
「どうしてそうなるの?」と理由を説明する場面が発生します。
そのため、子どもの学習習慣をつけさせるためには不向きのワークです。ある程度、学習習慣が定着してきたお子さんにオススメです。
9月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で30ページの仕上がりとなっています。

ワーク構成
21ページまでは基本問題。(キッズワークと連動)
22〜25ページは応用問題。
26〜30ページはシンキングフレーム。
- 影絵
- 計数&探し絵
- ひらがな読み 半濁音
- 数の合成 5まで
- ひらがな なぞり書き
- 図形の仲間分け&計数
- ひらがな読み 拗音&長拗音
- 間違い探し
- 点描写
- ★数え方 ペアになるもの
- ★自然 計数&多少判断
- ★★要素ごとに分類する 仲間分け
知育プラスで育てる力
国語と算数に結びつく力

9月号では「要素ごとに分類する」がテーマです。
9月号はキッズワークの紙面上扱えなかった内容を補足する問題が多めでした。21ページまでは、キッズワークと同じ内容に繰り返し取り組むことができるため、「ひらがなのなぞり書き」と「仲間分け」を中心に行なっています。
追加でプリントが必要な方は無料サイトで印刷可能です。
点描写の前段階 点結び

お受験ママから人気の点描写風の問題が登場しました。点描写は空間認知を高めるためにオススメです。全体のどの部分にある点と点を結ぶのか把握する活動を続けることで養える力です。

小学校中学年で学習する立体の図形などは、センスと評されるほどなので、幼少期から様々な図形に慣れさせておくことが大切です。
点描写



応用問題にチャレンジ

キッズワークには出てこない問題でした。
応用問題では、「ペアになるもの」と「自然と結びつけた計数」を学習します。1つずつ見ていきましょう。
①2つで1組と数えるもの
学校で学習することのない内容です。生活面での知識を確認しましょう。ペアになるものの認識は、小学校高学年でも理解できていない子も多くいます。

手袋や靴、お箸は2つで1組となり、
「一足」
「一膳」
と数えるのだということを良い機会なので確認しましょう。
②秋の生き物と計数を絡めた問題
秋の虫で有名なコオロギとスズムシを取り上げた問題です。
私自身、この2匹の違いを問われると迷ってしまうのですが、この際に親子で一緒に学習しましょう。

- 見た目
- 鳴き声
- 生息場所
について話せるといいですね。
私も自信がなかった鳴き声の違いですが、コオロギは「コロコロ」「リュリュリュ」と鳴きます。スズムシは「リンリンリン」と鳴くと教えてあげると、夜の虫の鳴き声に耳を傾けてみて確認ができますね。
また、このイラストのクオリティーの高さに今回も感心しました。コオロギの方が大きいという点や2匹の生息場所も的確に表現できています。
先月に引き続き、私のような生き物無関心な親からすると大変ありがたい問題でした。子どもにとっては必要だけれど、苦手分野なので親が敬遠しがちな題材を扱ってくれています。
このような親の苦手を補ってくれるこどもチャレンジさんありがたいですよね。
ちなみにこの学習は小学校1年生の算数「わかりやすく せいりしよう」で同じような問題が登場します。

ワーク最難関の挑戦問題

9月号の挑戦問題は「すっきり おかたづけ」の問題でした。
テーマとしては「要素ごとに分類する」で仲間分け問題でした。
キッズワークにも頻繁に登場していたため、難なくこなせたのではないかと思います。
- 物の用途を理解する
- 共通点に気がつく
①物の用途を理解する力
学校では学習しない内容です。普段生活を送る中で自然と身につく力なので、確認しましょう。

②共通点に気づく力

同じ本でも3種類に仲間分けをすることができます。
「動物と花」、「青と黄色」そして「大きいと小さい」。
その視点の多さを養うために実際に具体物を操作することが大切です。


オススメのワーク

挑戦問題や応用問題を楽しく進めることができたのなら、こんなワークもオススメです。
「4〜6歳 こども知能パズル すいり」学研



観察力や条件整理力を育てるのにぴったりの1冊です。
後半には難しい問題も出てきますが、推理問題には楽しく取り組み、探偵気分を味わっていました。
こどもちゃれんじのキッズワークをすぐに終えてしまうお子さんは、ぜひ知育プラスを追加受講することをオススメします。難しい問題を楽しみながら取り組むためには、幼少期からの学習経験が大きく関係します。ぜひ親子で楽しみながら、答えを求める過程も楽しんで欲しいです。
そのためにできるだけ安価で大量に学習できるよう、紹介したサイトやワークをお使いください。
コメント