こどもちゃれんじをやっているけれど、キッズワークの問題量に物足りなさを感じていませんか?
我が家は2児とも、すぐにキッズワークを終わらせてしまうので手持ち無沙汰を感じていました。私は10年以上小学校教員として、働いている2児のワーママです。この記事を読むことで、こどもちゃれんじに取り組みながら、市販のワークや無料プリントサイトを活用しながら手軽に、安価に、問題量を増やすことができます。
キッズワークすてっぷ10月号
10月号で身につく力

*数の分解・・・ある数を2つ以上の数に分けること。
10月号のテーマは「ふたつの数の分解」です。たし算、ひき算の前段階である「数の分解」が登場です。とても大事な部分なので6ページにわたって学習する内容です。また、「ひらがなの読み」を今月で終え、11月号からはカタカナが登場します。継続して取り組んでいる「ひらがなの書き」においては、手紙という手段を使って文章で書くことに注力しています。

10月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で29ページの仕上がりとなっています。
- 絵あわせ
- 点つなぎ
- 数の分解
- ひらがな なぞり書き
- ひらがな 読み 長音
- 間違い探し
- 時計の特徴
- ひらがな 読み 拗音
- 数の分解
- ★順序数&条件整理&探し絵
- ★2つの数の合成&分解
- 時計探し
- 条件整理&なぞり書き
- 条件整理
キッズワークで育てる力
国語に結びつく 文字の読み書き力

こどもちゃれんじの年間計画をみる限り、10月までにひらがなの書きができることを目指しています。そのため、11月号から単純なひらがなの読み書き学習がめっきりと減少傾向です。最後のひらがなの学習ということで、間違いやすいひらがなの読みを徹底的に学習していきます。
①長音と拗音を確認
「ふうせん」のように伸ばす音がある長音や、「おもちゃ」のように小さな音がある拗音の読み方の確認をします。キッズワーク 内では、読むことのみでしたが書くことにも挑戦してみましょう。

②高頻出!条件整理

今月には8ページも登場してきた条件整理問題です。挑戦問題以外にも登場するなど高頻出でした。知育プラス4月号の問題に類似した問題でした。やりかたも丁寧に解説してくれているため、お子さん1人でも取り組みやすい問題です。
慣れてくると、頭の中で情報の整理をして即答することができます。まだこのような問題に慣れていない場合は、
1つ目の条件で赤丸を

2つ目の条件で青丸を

正解は2つの丸が入っているもの
と、情報を整理する技を習得できるようにしましょう。
算数に結びつく 数字を数え、数量を理解する力

こどもちゃれんじの年間計画をみる限り、10月までに10の数の分解を目指しています。簡単に言うと、たし算に必要な力をつけています。そのために年中の9月には、「数の合成」を10月には、「数の分解」が登場します。また、遂に「時計」問題も登場します。今月は算数的学習が豊富でした。
*数の分解・・・ある数を2つ以上の数に分けること。
①たし算への備えはバッチリ 数の分解

たし算に必要な力として「数の合成」は関連づけやすいと思いますが、「数の分解」も同様に必要な力です。言うなれば、
「数の合成」は確実に答えを求めることに必要な力です。
「数の分解」は、より速く簡単に求めることに必要な力です。
まるで目的地に向かう徒歩と自転車のような・・・。
最近では、「さくらんぼ計算」というものが教科書にも掲載されているため、確実に必要な力とされてきています。「さくらんぼ計算」と言われて、ピンとこなかった方も多いかもしれません。それもそのはず。2002年頃からたし算学習の1つとして導入されてきたものだからです。年月を経て、少しずつ学習内容も変化してきています。
今、必要な学習内容を教えてくれる「こどもちゃれんじ」さんありがとう!

難しいところなので、イラスト付きのもので最初は始めましょう。慣れてくると、数字を使った「数の分解」ができるといですね。
②そろそろ始める時計の読み方

遂に登場「時計」の学習です。以前の記事内から何度も紹介している低学年算数で三大不人気の1つ「時計」です。先に言っておきます。ほとんどのお子さんが、ここでつまずきます。そして「時計」問題は3年生まで登場してきます。
長いお付き合いなので、苦手意識を持たないようにさせてあげたい分野です。
今月は初登場ということもあり、時間を知るための様々な時計や文字盤の数字の並び方を学習しました。

後付け困難!図形的センスを磨く

小学校に上がるにつれ、得手不得手がハッキリと表れてくる空間認知力は、後で力をつけることが難しい分野です。1年生の11月頃に学習する「かたち」として出てくる内容です。
低学年算数で三大不人気の1つ、「図形」です。
ちなみに、他2つは「時計」「単位」です。
①楽しく取り組める間違い探し
間違い探しは大人でもついつい夢中でやってしまいます。息子もワーク内の間違い探しページを探して、真っ先に取り組むタイプです。しかし、6月号からレベルアップしてきています。
以前までは「色」や「もの」の間違いだったものが、「大きさ」「長さ」「個数」「量」と変化しています。
この微妙なレベルアップ感、さすがです「こどもちゃれんじさん」!
「これが長い」
「これが少ない」
そんな風に、「形容詞」を使って徐々に言葉の数を増やしていくことができます。

②探し絵
同じものを探す問題です。9月号からぐーんとレベルアップしています。
多数のイラストの中から、指定された同じものを見つける必要があります。情報量が急に増えていたので驚きました。最近よく思うんですが、このような問題は知育プラスのワークに頻出しますが、ある人気絵本にも頻出しています。
そう。「おしりたんてい」です。


抵抗感を持つ方が多いかもしれませんが、子どもには根強い人気を誇っています。学校で図書担当の私は、よく図書室用に購入しています。
名作といわれるものではありませんが、子どもたちの読書への興味付けとなればいいのではないかと個人的に思っています。

③絵合わせ
ハロウィンイベントと関連付けた絵合わせをすることで、お子さんもノリノリで取り組める内容になっています。私自身もこのような「図形」問題が苦手です。特に三角の構成が苦手で、親として率先して取り組もうとするものではないので、「こどもじゃれんじ」さんありがたいですね。
また、付録のメッセージカードも折ると、イラストが完成するような仕様になっている点も子どもの興味を引きやすいですね。


どう力をつける?!挑戦問題
ワーク最難関の挑戦問題

10月号の挑戦問題は「順序数」と「条件整理&探し絵」でした。正直、よく詰め込んだなという内容です。おしりたんてい好きの息子としては、暗号を読み取ったり、人探しをしたりと夢中で取り組んでいました。
①順序数を理解して暗号文を完成させよう

左右の順序数を理解していれば、暗号文を完成させることができる問題です。指定された文字を隠すことで意味のわかる文が完成します。


②またもや登場!条件整理
今月大量出現の条件整理です。
3つの条件があるので頭の中だけでの情報整理は少し難しかったかもしれません。
まず、「くろい かばん」

黒いかばんではないものを×で消していきましょう。
次に「ふくに ほし」

服に星がついていないものを×で消していきましょう。
鞄に星がついているものもあるので、その辺りも注意しましょう。
最後に「しましまの くつ」

これでようやく1つに絞ることができ、答えが分かります。
ひらがなの読みができたら音読へ!

このブログ内では、無料のプリントサイトやおすすめのワークなど紙教材をメインにおすすめしています。しかし、読みに関しては徐々に単語から文章にシフトしているため、プリントが少なくなってきています。本を読むほどではないこの時期には、「音読」をオススメします。
「頭がよくなる!はじめての寝るまえ1分おんどく」
ご存知の方も多いと思います。
我が家では、寝る前ではなく朝の学習時に暗唱するために活用しています。「音読」の効果はすごいです。
小学校で毎日出している「音読」に正直始めは意味を感じていませんでした。しかし、最近では、その効果を実感してきています。
語彙力の向上や読書への興味付けに間違いなく効果を発揮しています。
本を読むことは難しいけれど、簡単な文章や短い詩から読書への種まきをはじめましょう。
古風な詩集とは違い、名作の一部分や難解な古文のみならず、今時の歌のフレーズや絵本のフレーズが出てくるので子どもも楽しみながら音読しています。


短いものでも「読めた!」という自信が特に次男には良かったみたいで、そこから読書をし始めています。
キッズワークだけでは、物足りない場合は追加受講もオススメです。
すでにこどもちゃれんじ受講中の方は、545円で受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
こどもちゃれんじを受講していない方も838円でワークのみ購入できます。申し込みは電話のみとなります。
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
こどもちゃれんじのキッズワークは、学習の適齢期が分かり、楽しく取り組むことができるので個人的にとてもオススメです。ただ、問題量が少ない点が残念なので、できるだけ安価に大量に学習ができたらと思います。紹介しているサイトやワークを使いながら、学習量を増やすことにお役立てください。
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