こどもちゃれんじをやっているけれど、最近話題の思考力が身についているか心配になりませんか。
我が家では、キッズワークと知育プラスを2年間取り組んできました。小学校教員的目線で知育プラスが思考力育成に効果的なのか。また、できるだけ安価に問題量を増やす具体的な手立てを紹介していきます。
知育プラス5月号
5月号で身につく力

5月号のテーマは「特徴に注目する」です。
「計数」「集合数」を問われる問題が多めでした。そして、キッズワーク5月号の挑戦問題として出てきた問題系統がバリエーションを変えて出題されていました。キッズワークの挑戦問題が理解できたお子さんには、ぜひチャレンジして欲しいレベル感になっています。

すでに受講中の方は、545円で追加受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
電話番号
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
キッズワークと知育プラスの違い

簡単に言うと、知育プラスの方が発展問題が多く、難しいです。
楽しく学習をやらせたい
しまじろう大好き → キッズワーク
思考力をつけたい
キッズワークが簡単すぎる →知育プラス
知育プラスは論理的思考力を養うことに特化したワークです。
難しいですね。簡単に言うと、「正解」を教えるのではなく、「解き方」を教えるワークです。
論理的思考力を育むシンキングフレームとして6つの項目があります。

これらのシンキングフレームは正解を教えるのではなく、「考え方」を育むメゾットです。難しい課題や知らない課題に直面した時に経験や既習事項から解決する力を育みます。また、この力は「相手に分かりやすく説明する力」や「相手と意見を調整する力」につながると言われています。
そのため、キッズワークは子ども1人でできる問題が多めでしたが、知育プラスは親子のやりとりが必要な問題も出てきます。
「どうしてそうなるの?」と理由を説明する場面が発生します。
そのため、子どもの学習習慣をつけさせるためには不向きのワークです。ある程度、学習習慣が定着してきたお子さんにオススメです。
5月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で30ページの仕上がりとなっています。
21ページまでは基本問題。(キッズワークと連動)
22〜25ページは応用問題。
26〜30ページはシンキングフレーム。

- 数唱
- ひらがななぞり書き
- 絵合わせ
- 集合数
- 迷路 運筆
- なぞなぞ
- 探し絵 計数 10まで
- 多少判断
- ひらがな読み
- 自然&図形の認識
- ★条件整理(特徴に注目する)
知育プラスで育てる力
国語と算数に結びつく力

5月号では「特徴に注目する」がテーマです。
内容はキッズワークと同様に「計数」問題多めでした。4月号の「条件整理」問題が引き続き、挑戦問題として出題されていました。
21ページまでは、キッズワークと同じ内容に繰り返し取り組むことができるため、運筆と計数を中心に行なっています。
追加でプリントが必要な方は、下記記事内で紹介している無料サイトで印刷可能です。
応用問題にチャレンジ

キッズワークより問題のレベルが上がります。応用問題では、「多少判断」と「図形の認識」を学習します。1つずつ見ていきましょう。
①数の理解が試される「多少判断」
「6」と「7」どっちが多い?!
この問いに即答できるのであれば、数の多少判断が理解できています。
大人からすると特につまるところはなさそうなのですが、たし算の基礎となる部分なので、しっかり確認しましょう。

多少判断問題のステップとして知育プラスは非常に分かりやすかったです。
知育プラス5月号では、6ページの取り扱いですが、キッズワーク5月号での取り扱いはなし、キッズワーク6月号では、たったの2ページです。
紙面の都合上、サラッと流されてしまっている感が拭えないです。たし算に必要な数の合成、分解の基礎となる部分なのでプリントで補っていきたいです。
多少判断問題にに慣れていない場合、このような1対1対応がオススメです。
知育プラス5月号では、丁寧に取り扱っていました。



難しいバージョンもやってみましょう。そしてこの際なので、その他にも挑戦してしまいましょう。


イラストがあることで視覚的に「長い、短い」「太い、細い」が捉えやすくなります。
以前、特別支援学級の担任をしていた際にこの「多少判断」に大苦戦した思い出があります。わり算ができるのに、この「多少判断」ができないのです。その時も、1対1対応をひたすらすることで20までの多少判断ができるようになりました。いい思い出です。
②ノートを取る速さ、漢字の得意に直結!図形の認識

「図形のパターン認識」は様々な場面で活躍します。小学校入学後では、毎日のノートを取る力や漢字を認識する力、その他には、絵を描く際にも形や位置を捉える力にも関わります。
理解してすぐにできる分野ではないので、早めに取り組んでおきたい力です。また、虫が苦手な私からすると大変ありがたい問題でした。
虫の体のつくりや、品種の紹介など、子どもにとっては必要だけれど、苦手分野なので親が敬遠しがちな題材を扱ってくれていました。
このような親の苦手を補ってくれるこどもチャレンジさんありがたいですよね。

ワーク最難関の挑戦問題

5月号の挑戦問題は「条件整理」の問題でした。
テーマとしては「特徴に注目する」ですが、4月号からレベルアップした感じてした。おしりたんてい好きの息子としては、たんてい気分で夢中で取り組んでいました。

①3語文以上を読む力
「ちゃいろの ねこ」
「しろい あし」
「あかい りぼんを つけていた」
と必要な単語を理解する力が必要です。
②条件を1つずつ選ぶ力
まず初めに、「ちゃいろ」の「ねこ」を選びます。
次に、「しろい」「あし」を選びます。
最後に「あかい」「リボン」を選んだら正解です。
このように条件を1つずつ一緒に選んでいくと、しだいに1人でできるようになってきます。
つまってしまう場合は、選んだものを○で囲むことをオススメします。
オススメのワーク

挑戦問題や応用問題を楽しく進めることができたのなら、こんなワークもオススメです。
「4〜6歳 こども知能パズル すいり」学研

観察力や条件整理力を育てるのにぴったりの1冊です。
後半には難しい問題も出てきますが、推理問題には楽しく取り組み、探偵気分を味わっていました。

こどもちゃれんじのキッズワークをすぐに終えてしまうお子さんは、ぜひ知育プラスを追加受講することをオススメします。
難しい問題を楽しみながら取り組むためには、幼少期からの学習経験が大きく関係します。ぜひ親子で楽しみながら、答えを求める過程も楽しんで欲しいです。そのためにできるだけ安価で大量に学習できるよう、紹介したサイトやワークをお使いください。
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