こどもちゃれんじをやっているけれど、キッズワークの問題量に物足りなさを感じていませんか?
我が家は2児とも、すぐにキッズワークを終わらせてしまうので手持ち無沙汰を感じていました。私は10年以上小学校教員として、働いている2児のワーママです。この記事を読むことで、こどもちゃれんじに取り組みながら、市販のワークや無料プリントサイトを活用しながら手軽に、安価に、問題量を増やすことができます。
キッズワークすてっぷ5月号
5月号で身につく力

5月号のテーマは「平面図形」です。間違い探しにも「図形」に関することが多く登場します。引き続き学習するひらがなは、折り返しのある「そ」や「ん」。交差のある「さ」や「せ」が登場します。また、「系列」と言われる規則に基づいて順番に並べる問題が多めでした。
*系列・・・物事を順序立てて並べる。
5月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で29ページの仕上がりとなっています。
- 間違いさがし 5つ
- 図形の絵合わせ
- ひらがな読み
- ひらがな なぞりがき
- 順番迷路
- 平面図形 構成
- ★文の読み取り 条件
- 図形の認識、位置
- ★計数 6まで
- ★条件迷路
- 形容詞
キッズワークで育てる力
国語に結びつく ひらがなを書く力

こどもちゃれんじの年間計画をみる限り、10月までにひらがなの書きができることを目指しています。そのために年中の5月には、運筆とひらがなの読みを中心に行なっています。1つずつ見ていきましょう。
①運筆力は迷路で鍛えよう
「書く力」を楽しく身につけるために、迷路遊びはオススメです。折り返し文字を意識したジグザグ道や、ひらがなが正しい道を選ぶ迷路など、4月号からぐーんとレベルアップしています。迷路は筆圧を鍛えることにも有効的なので、遊びながらどんどん取り組みたい活動です。
そんな時は、レベル別に楽しめる迷路プリントの無料サイトを使いましょう。
行事や季節に応じたものもあるので楽しみながら進めることができます。
我が家は電車好きなので、こちらのサイトを何度も使わせていただきました。

②絵と言葉のマッチング
ひらがながある程度読めるようになってきているので、単語ごとに読むことを増やしましょう。文章だと、楽しみながら取り組むことが難しいので、簡単なプリントならノリノリでやってくれますよ。

お話上手の秘訣は「形容詞」

子どもと会話をしていたら、時折クスッと笑える言い間違いをすることがあります。一所懸命伝えようとしているからこそ、愛おしい話し方ですが、原因は「形容詞」の使い方にあるように感じます。
対の意味になる対義語として学ぶと、より理解が深まります。
外国籍の子どもの日本語学習や特別支援学級での学習の際にお世話になったプリントです。

余力があれば「動詞」もやってみましょう。「動詞」を使いこなせると、さらに会話レベルが上がってきますよ。

算数に結びつく 数字を数え、数量を理解する力

こどもちゃれんじの年間計画をみる限り、10月までに10の数の分解を目指しています。簡単に言うと、たし算に必要な力をつけています。
そのために年中の5月には、10までの集合数の理解を中心に行っています。5月号からレベルが急に上がった感じがします。数唱力や計数力、集合数の理解と難しい言葉が続きますが、1つ1つ説明していきます。

①数唱力は点つなぎがオススメ
簡単に言うと、数を唱えることです。
数字が何かわからなくても1から順番に「1、2、3・・・」と読み上げることが数唱力です。
一般的に、年中は10まで。年長は20までのの数唱ができるといいと言われていますが、実生活では年中で20までできると困らない気がします。
数唱力を鍛えるためには点つなぎがオススメです。
点をつなぐと絵が出来上がるので、完成が楽しみです。さらに声に出して、数えながらやると効果倍増です。運筆の力もつくので一石二鳥です。 点つなぎの無料プリントは、大量にネットにあふれているので選びたい放題です。


②実生活にも大活躍 計数力を鍛えよう
簡単に言うと、数を数えることです。
「いくつのりんごがありますか?」「1、2、3。」と物の数を数える力が計数力です。より実生活に必要になってくる力です。
無料サイトがあったので、こちらをご活用ください。

③集合数って結局、計数力でしょ?
そのままです。
集合数とは、「1、2、3。3!」というように、全部でいくつあるのかです。計数力が身につけば、必然的に身につくものです。
集合数ができれば、たし算ができる力が備わっています。

後付け困難!図形的センスを磨く

小学校に上がるにつれ、得手不得手がハッキリと表れてくる空間認知力は、後で力をつけることが難しい分野です。1年生の11月頃に学習する「かたち」として出てくる内容です。
低学年算数で三大不人気の1つ、「図形」です。
ちなみに、他2つは「時計」「単位」です。
①楽しく取り組める間違い探し
間違い探しは大人でもついつい夢中でやってしまいます。息子もワーク内の間違い探しページを探して、真っ先に取り組むタイプです。しかし、今回は形が変形されていて「図形」を意識した問題となっています。自作することが難しいので、無料サイトがあると助かります。
間違い探しは遊び感覚ですぐにやってしまうので、物足りなければワークもオススメです。

間違い探しが大好きすぎてワークも購入しました。
「あそぼう まなぼう やさしいまちがいさがし3・4・5歳」

シルエットクイズを含んだ7種類も間違い探しがあり、楽しく学習しています。年齢的に、もう1つ上のワークを選択することもできますが、私はあえて1つレベルを下げて取り組んでいます。
その方が、子どもの「できた!」に繋がりやすいからです。


②がっつり図形問題に取り組みたい
図形として形や向きを捉えさせたい場合は、こちらのサイトもおすすめです。我が家では、点描写が不人気ですが、小学校受験では多く出題されることもあり教育ママの中では根強い人気があります。

どう力をつける?!挑戦問題
ワーク最難関の挑戦問題

4月号の挑戦問題は「平面図形」「条件迷路」「計数」の問題でした。4月号と比べててんこ盛りの印象を受けました。
新たに登場した「平面図形」「条件迷路」を1つずつ見ていきましょう。
①平面図形

個人的な感想を述べると、私は苦手です。
さらに、シールではなく紙だと鼻息で動いたり、ワークの折り目の膨らんでいる部分に載せにくかったりと、非常に扱いづらかったです。
これこそ、エデュトイで形パネルなんかがあると重宝されるような気がします。
プリントのみで完結する問題が少なめでした。

ちなみに小学校受験を意識した場合、「平面図形」のみで5パターンの問題があります。
- 重ね図形
- 鏡図形
- 回転図形
- 折り重ね図形
- 図形分割
その中でも回転図形はプリントのみで完結できそうなのでやってみてください。

②条件迷路

迷路+系列(順番通り)の問題です。
迷路だとそこまで頭を使いませんが、系列が追加されることで、順番を考えながら道を進む必要が出てきます。
書きながら考える作業が発生するので、年齢に応じた活動です。
この無料プリントサイトでは公私ともお世話になりました。

条件迷路の問題は6月号にもたくさん出てきます。キッズワークだけでは、物足りない場合は知育プラス追加受講もオススメです。
すでにこどもちゃれんじ受講中の方は、545円で受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
こどもちゃれんじを受講していない方も838円でワークのみ購入できます。申し込みは電話のみとなります。
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
こどもちゃれんじのキッズワークは、学習の適齢期が分かり、楽しく取り組むことができるので個人的にとてもオススメです。ただ、問題量が少ない点が残念なので、できるだけ安価に大量に学習ができたらと思います。紹介しているサイトやワークを使いながら、学習量を増やすことにお役立てください。
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