こどもちゃれんじをやっているけれど、最近話題の思考力が身についているか心配になりませんか。
我が家では、キッズワークと知育プラスを2年間取り組んできました。小学校教員的目線で知育プラスが思考力育成に効果的なのか。また、できるだけ安価に問題量を増やす具体的な手立てを紹介していきます。
知育プラス7月号
7月号で身につく力

6月号のテーマは「全体と部分を把握する」です。
「図形」問題が8ページと取り扱いが多めでした。また、初めて「文章」としてのひらがなのなぞり書きが登場してきました。その他は、キッズワークの挑戦問題として出てきた問題系統がバリエーションを変えて出題されていました。キッズワークの挑戦問題が理解できたお子さんには、ぜひチャレンジして欲しいレベル感になっています。
すでに受講中の方は、545円で追加受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
電話番号
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
キッズワークと知育プラスの違い

簡単に言うと、知育プラスの方が発展問題が多く、難しいです。
楽しく学習をやらせたい
しまじろう大好き → キッズワーク
思考力をつけたい
キッズワークが簡単すぎる →知育プラス
知育プラスは論理的思考力を養うことに特化したワークです。
難しいですね。簡単に言うと、「正解」を教えるのではなく、「解き方」を教えるワークです。

論理的思考力を育むシンキングフレームとして6つの項目があります。
これらのシンキングフレームは正解を教えるのではなく、「考え方」を育むメゾットです。難しい課題や知らない課題に直面した時に経験や既習事項から解決する力を育みます。また、この力は「相手に分かりやすく説明する力」や「相手と意見を調整する力」につながると言われています。
そのため、キッズワークは子ども1人でできる問題が多めでしたが、知育プラスは親子のやりとりが必要な問題も出てきます。
「どうしてそうなるの?」と理由を説明する場面が発生します。
そのため、子どもの学習習慣をつけさせるためには不向きのワークです。ある程度、学習習慣が定着してきたお子さんにオススメです。
7月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で30ページの仕上がりとなっています。
ワーク構成
21ページまでは基本問題。(キッズワークと連動)
22〜25ページは応用問題。
26〜30ページはシンキングフレーム。

- 計数、集合数
- 迷路、運筆
- 動詞
- 系列
- ひらがなの塗り分け
- ひらがなのなぞり書き
- 図形の位置関係
- 同じもの探し
- しりとり
- 影絵
- 順序数
- ★文作り
- ★自然 絵探し&計数
- ★★全体と部分を把握 図形の構成
知育プラスで育てる力
国語と算数に結びつく力

7月号では「全体と部分を把握する」がテーマです。
7月号はキッズワークより、ぐーんとレベルアップした内容が多めでした。先月に引き続き、「図形」問題がパターンを変えて、多く出題されていました。また、遂に「文章」として、ひらがなのなぞり書きが登場しました。
21ページまでは、キッズワークと同じ内容に繰り返し取り組むことができるため、「ひらがなのなぞり書き」を中心に行なっています。
7月号では、完全にひらがなの
「読み」 → 「書き」
にシフトしています。
追加でプリントが必要な方は無料サイトで印刷可能です。
応用問題にチャレンジ

キッズワークには出てこない問題でした。
応用問題では、「動詞」と「自然と結びつけた計数」を学習します。1つずつ見ていきましょう。
①お話し上手になる動詞をマスター!

キッズワークには出てこなかった「動詞」をマスターしましょう。「動詞」を使いこなせると、形容詞と同様に話のレベルが上がります。また、正しい日本語を習得することにも繋がるので必須語彙です。


動詞の色が水色に統一されているのが分かりやすくていいですね。
でも毎回思うんです。これシールにならないかなって。
シールだと、切る手間や貼る手間がかからなくて助かります。短冊だと、操作できるので自由さがあることがいいと思うのですが、鼻息で飛んでいくたびに「もー」ってなってしまいます。
②海の生き物と計数を絡めた問題

時期的にも水族館に行かれる機会があると思います。そんなお出かけ先と絡めて学習することもできます。
「これがマンタだよ」
と実際に水族館に行って知識と結びつけると、より定着しやすいです。横に解説があることが分かりやすくて、オススメです。
「ちょうちょううお」は個人的に全く分からなかったです。
先月に引き続き、私のような生き物無関心な親からすると大変ありがたい問題でした。子どもにとっては必要だけれど、苦手分野なので親が敬遠しがちな題材を扱ってくれています。
このような親の苦手を補ってくれるこどもチャレンジさんありがたいですよね。
ワーク最難関の挑戦問題

7月号の挑戦問題は「たからさがしに しゅっぱつ」の問題でした。
テーマとしては「全体と部分把握する」で、このタイプの問題は初めてでした。おしりたんてい好きの息子としては、たんてい気分で夢中で取り組んでいました。
①ひらがなを読む力
「しましま」
「ふんすいの へや」
「きょうりゅうの へや」
と必要な単語を理解する力が必要です。
②計数力

「ふんすいの へや」にある宝箱を数える必要があります。今まで、何度も数えてきたので容易にこなせると思います。
最後に総数を聞かれるなど、たし算に直結する問題が出てきました。
③図形の認知力

最後の見本の順番通り並んでいる模様を選択する問題は初めてでした。
模様の並びは横のみの限定だったので、上から順に1段ずつ見ていくと理解できる問題です。



図形だと理解しにくい場合もあります。そんな時は、文字見つけだとお手軽にできますよ。
オススメのワーク

挑戦問題や応用問題を楽しく進めることができたのなら、こんなワークもオススメです。
「4〜6歳 こども知能パズル すいり」学研



観察力や条件整理力を育てるのにぴったりの1冊です。
後半には難しい問題も出てきますが、推理問題には楽しく取り組み、探偵気分を味わっていました。
こどもちゃれんじのキッズワークをすぐに終えてしまうお子さんは、ぜひ知育プラスを追加受講することをオススメします。
難しい問題を楽しみながら取り組むためには、幼少期からの学習経験が大きく関係します。ぜひ親子で楽しみながら、答えを求める過程も楽しんで欲しいです。
そのためにできるだけ安価で大量に学習できるよう、紹介したサイトやワークをお使いください。
コメント