こどもちゃれんじをやっているけれど、最近話題の思考力が身についているか心配になりませんか。
我が家では、キッズワークと知育プラスを2年間取り組んできました。
小学校教員的目線で知育プラスが思考力育成に効果的なのか。また、できるだけ安価に問題量を増やす具体的な手立てを紹介していきます。
知育プラス11月号
11月号で身につく力

11月号のテーマは「共通項を見つける」です。
ひらがなの読む活動を楽しく取り組めるような内容が盛りだくさんでした。またキッズワークにはあまり登場していない形容詞を使った学習が多くありました。キッズワークの挑戦問題が理解できたお子さんには、ぜひチャレンジして欲しいレベル感になっています。
すでに受講中の方は、545円で追加受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
電話番号
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
キッズワークと知育プラスの違い

簡単に言うと、知育プラスの方が発展問題が多く、難しいです。
楽しく学習をやらせたい
しまじろう大好き →キッズワーク
思考力をつけたい
キッズワークが簡単すぎる→知育プラス
知育プラスは論理的思考力を養うことに特化したワークです。難しいですね。簡単に言うと、「正解」を教えるのではなく、「解き方」を教えるワークです。

論理的思考力を育むシンキングフレームとして6つの項目があります。
これらのシンキングフレームは正解を教えるのではなく、「考え方」を育むメゾットです。難しい課題や知らない課題に直面した時に経験や既習事項から解決する力を育みます。また、この力は「相手に分かりやすく説明する力」や「相手と意見を調整する力」につながると言われています。
そのため、キッズワークは子ども1人でできる問題が多めでしたが、知育プラスは親子のやりとりが必要な問題も出てきます。
「どうしてそうなるの?」と理由を説明する場面が発生します。
そのため、子どもの学習習慣をつけさせるためには不向きのワークです。ある程度、学習習慣が定着してきたお子さんにオススメです。
11月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で30ページの仕上がりとなっています。
ワーク構成
21ページまでは基本問題。(キッズワークと連動)
22〜25ページは応用問題。
26〜30ページはシンキングフレーム。
- 影絵 ものの重なり
- 計数 仲間分け
- しりとり
- 同じもの探し
- 長さ、高さ比較
- ひらがな なぞり書き
- 広さ比較
- 図形の構成
- 形容詞 仲間分け
- 系列
- ひらがな 読み 促音
- 数の合成
- ★手紙を出そう
- ★郵便を配ろう
- ★★共通項を見つける 仲間分け
知育プラスで育てる力
国語と算数に結びつく力

11月号では「共通項を見つける」がテーマです。
11月号は図形問題と形容詞に関する問題が多く取り扱われていました。21ページまでは、キッズワークと同じ内容に繰り返し取り組むことができるため、キッズワークでは扱えなかった出題形式で学習を進めることができます。
追加でプリントが必要な方は無料サイトで印刷可能です。

応用問題にチャレンジ

応用問題では、季節問題として年賀状に絡めた内容でした。「郵便の仕組み」と「ひらがなの読み・書き」「順序数」「座標」のを学習します。1つずつ見ていきましょう。
①郵便の仕組み

はがきのどこに何を書くのか、ひらがなのなぞりがきをしながら理解することができます。また、郵便には種類があることを「手紙」や「小包」を提示しながら解説してくれるため、より理解が深まります。
難しい内容も、子ども向けに分かりやすく解説してくれるのでありがたいですね。
②順序数と座標を活用して郵便を配ろう!

郵便を間違えないように配ろう!
と目的を持たせることで、子どもは非常に意欲的に取り組むことができました。
座標を基にした順序数でしたが、1軒1軒丁寧に見ていました。

この座標の学習は、グラフ問題に活きてくるところです。

ワーク最難関の挑戦問題

11月号の挑戦問題は「うちゅうじん はっけん」の問題でした。
テーマとしては「共通項を見つける」で仲間分け問題でした。
キッズワークにも頻繁に登場していたため、難なくこなせたのではないかと思います。
必要な力
・情報を読み取る
・条件に応じて仲間分けをする
①情報を読み取る

2語文の中に必要な情報が書かれています。よく読んで理解する読解力が必要です。
②条件に応じて仲間分けをする
2つの条件があるので、それぞれの条件に応じて宇宙人を仲間分けしていきます。
情報量はそこまで多くない上、何度もやっている問題なので、そこまで難しくなかったように感じます。
オススメのワーク

挑戦問題や応用問題を楽しく進めることができたのなら、こんなワークもオススメです。
「4〜6歳 こども知能パズル すいり」学研



観察力や条件整理力を育てるのにぴったりの1冊です。
後半には難しい問題も出てきますが、推理問題には楽しく取り組み、探偵気分を味わっていました。
「4歳 やってみよう あふれるなぜ?どうして?に応える観察力や思考力を育てる」 新・知力開発




レベル的には、キッズワーク問題くらいです。観察力や思考力問題に特化しているので使いやすいワークです。
シリーズ物なので、簡単だった場合はぜひレベルアップしてください。
こどもちゃれんじのキッズワークをすぐに終えてしまうお子さんは、ぜひ知育プラスを追加受講することをオススメします。
難しい問題を楽しみながら取り組むためには、幼少期からの学習経験が大きく関係します。ぜひ親子で楽しみながら、答えを求める過程も楽しんで欲しいです。そのためにできるだけ安価で大量に学習できるよう、紹介したサイトやワークをお使いください。
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