こどもちゃれんじをやっているけれど、キッズワークの問題量に物足りなさを感じていませんか?
我が家は2児とも、すぐにキッズワークを終わらせてしまうので手持ち無沙汰を感じていました。私は10年以上小学校教員として、働いている2児のワーママです。この記事を読むことで、こどもちゃれんじに取り組みながら、市販のワークや無料プリントサイトを活用しながら手軽に、安価に、問題量を増やすことができます。
キッズワークすてっぷ11月号
11月号で身につく力

11月号のテーマは「ひらがなの読み(拗長音)」です。総仕上げということもあり、最も苦戦する「拗長音」が6ページにもわたっています。また、遂に今月からはからはカタカナが登場しています。

11月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で29ページの仕上がりとなっています。
- 探し絵
- カタカナの識別
- 間違い探し
- ひらがな 読み 拗音・長音
- 1日の流れ
- ★ひらがな なぞりがき
- 計数・数の分解
- 平面図形 時計の特徴
- 条件迷路・計数
- 仲間分け・計数
- 因果関係
- 探し絵、迷路
キッズワークで育てる力
国語に結びつく 文字の読み書き力

今月からカタカナが登場しています。そのため、ひらがな学習の総仕上げとして「拗長音」が高頻度で登場し、最後の追い込みとなっています。
①長音と拗音、拗長音を確認
「ふうせん」のように伸ばす音がある「長音」や、「おもちゃ」のように小さな音がある「拗音」の読み方、「びょういん」のように小さな音と伸ばす音がある「拗長音」の読み方を確認をします。先月は読むだけでしたが、今月はなぞりがきもあります。

②初登場!カタカナの識別

遂にカタカナが登場しました。初めてということもあり、ひらがなとカタカナの識別など、ハードルを低くしてくれています。さすがこどもチャレンジさん!!
③お話を順番に並べよう

3、4枚の絵から、話の展開を考えて順番を決めていきます。今回の挑戦問題になってもいいくらい実はこのような問題は良問です。お話の並び替え問題は、
・語彙力や表現力
・想像力、論理的思考力
・判断力、推理力
が鍛えられると言われています。
複数の絵からどのような話なのか、想像することで「想像力、論理的思考力」が。
話の順番を決めることで、「判断力、推理力」が。
また、順番を決めたら「どうしてそうなるの?」と問いかけることで、理由を説明するために「語彙力や表現力」が。
小学校2年生以降に学習する物語の起承転結の理解につながります。

算数に結びつく 数字を数え、数量を理解する力

こどもちゃれんじの年間計画をみる限り、11月からは「時計」の学習に入っていきます。時計に苦手意識を持たないように、10月号から徐々に問題のハードルを上げていってくれています。そのため大半が数の分解や計数問題でした。
①たし算への備えはバッチリ 数の分解
たし算に必要な力として「数の合成」は関連づけやすいと思いますが、「数の分解」も同様に必要な力です。
言うなれば、「数の合成」は確実に答えを求めることに必要な力です。「数の分解」は、より速く簡単に求めることに必要な力です。まるで目的に向かう徒歩と自転車のような・・・。
最近では、「さくらんぼ計算」というものが教科書にも掲載されているため、確実に必要な力とされてきています。「さくらんぼ計算」と言われて、ピンとこなかった方も多いかもしれません。それもそのはず。2002年頃からたし算学習の1つとして導入されてきたものだからです。年月を経て、少しずつ学習内容も変化してきています。今、必要な学習内容を教えてくれる「こどもちゃれんじ」さんありがとう!

難しいところなので、イラスト付きのもので最初は始めましょう。慣れてくると、数字を使った「数の分解」ができるといですね。
②計数は全ての力の土台?!
計数を問われる問題が11ページにもわたって登場します。まさに算数力の土台とも言えます。
③そろそろ始める時計の読み方

10月号から登場してきた「時計」の学習です。低学年算数で三大不人気の1つ「時計」です。先に言っておきます。ほとんどのお子さんが、ここでつまずきます。そして「時計」問題は3年生まで登場してきます。
長いお付き合いなので、苦手意識を持たないようにさせてあげたい分野です。時計の読み方と同時に、「朝」「昼」「夜」の認識をつけさせてあげましょう。自分の1日の流れを意識することも時計を身近に感じることにも繋がります。
後付け困難!図形的センスを磨く

小学校に上がるにつれ、得手不得手がハッキリと表れてくる空間認知力は、後で力をつけることが難しい分野です。1年生の11月頃に学習する「かたち」として出てくる内容です。
低学年算数で三大不人気の1つ、「図形」です。ちなみに、他2つは「時計」「単位」です。
①楽しく取り組める間違い探し
間違い探しは大人でもついつい夢中でやってしまいます。息子もワーク内の間違い探しページを探して、真っ先に取り組むタイプです。しかし、6月号からレベルアップしてきています。
以前までは「色」や「もの」の間違いだったものが、「大きさ」「長さ」「個数」「量」と変化しています。
この微妙なレベルアップ感、さすがです「こどもちゃれんじさん」!
「これが長い」
「これが少ない」
そんな風に、「形容詞」を使って徐々に言葉の数を増やしていくことができます。

②探し絵
同じものを探す問題です。9月号からぐーんとレベルアップしています。
多数のイラストの中から、指定された同じものを見つける必要があります。情報量が急に増えていたので驚きました。
最近よく思うんですが、このような問題は知育プラスのワークに頻出しますが、ある人気絵本にも頻出しています。
そう。「おしりたんてい」です。


抵抗感を持つ方が多いかもしれませんが、子どもには根強い人気を誇っています。学校で図書担当の私は、よく図書室用に購入しています。
名作といわれるものではありませんが、子どもたちの読書への興味付けとなればいいのではないかと個人的に思っています。

どう力をつける?!挑戦問題
ワーク最難関の挑戦問題

11月号の挑戦問題は「ひらがなのなぞり書き」と「仲間分け」でした。
正直、挑戦問題としては難易度の低い問題でした。今月のワークは復習感強めの標準問題が多かったように感じます。

ひらがなの読みができたら音読へ!

このブログ内では、無料のプリントサイトやおすすめのワークなど紙教材をメインにオおすすめしています。しかし、読みに関しては徐々に単語から文章にシフトしているため、プリントが少なくなってきています。本を読むほどではないこの時期には、「音読」をオススメします。
「頭がよくなる!はじめての寝るまえ1分おんどく」
ご存知の方も多いと思います。
我が家では、寝る前ではなく朝の学習時に暗唱するために活用しています。
「音読」の効果はすごいです。
小学校で毎日出している「音読」に正直始めは意味を感じていませんでした。しかし、最近では、その効果を実感してきています。
語彙力の向上や読書への興味付けに間違いなく効果を発揮しています
本を読むことは難しいけれど、簡単な文章や短い詩から読書への種まきをはじめましょう。
古風な詩集とは違い、名作の一部分や難解な古文のみならず、今時の歌のフレーズや絵本のフレーズが出てくるので子どもも楽しみながら音読しています。


短いものでも「読めた!」という自信が特に次男には良かったみたいで、そこから読書をし始めています。
キッズワークだけでは、物足りない場合は追加受講もオススメです。
すでにこどもちゃれんじ受講中の方は、545円で受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
こどもちゃれんじを受講していない方も838円でワークのみ購入できます。申し込みは電話のみとなります。
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
こどもちゃれんじのキッズワークは、学習の適齢期が分かり、楽しく取り組むことができるので個人的にとてもオススメです。ただ、問題量が少ない点が残念なので、できるだけ安価に大量に学習ができたらと思います。紹介しているサイトやワークを使いながら、学習量を増やすことにお役立てください。
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