家庭学習をしていると、どの教材がオススメなのか分からなくなりませんか?
年齢に応じた「○歳 これでバッチリ」ワーク的なものを終えると、次何をしたらいいのか常に探す手間が生まれます。
多くのレビューを見て購入したにも関わらず、本当にこれで必要な力がついているのか不安になってくる・・・。
私は10年以上小学校教員として、働いている2児のワーママです。
子どもの教材選びをしている際に、七田式プリントに出会い悩みや不安が解決しました。
この記事を読むことで、七田式プリントで学習することで、年齢に応じた学力を家庭でバランスよく身につける方法を知ることができます。
七田式プリントA レビュー
始めどきの目安

公式でのスタート目安でできるお子さんもいるとは思いますが、私は朝にサクッとやらせたかったので追加で付け足しました。
文字の大小の見た目の違いや、1〜10までが分かっていると親子ともに負担を感じることなく始められると思います。
長男は4歳〜
次男は3歳〜始めました。
七田式プリントの学習内容

プリントA〜Dまで全て「もじ」「かず」「ちえ」の3種類が①〜⑩まであり、基本的な知識が網羅されている教材です。
①〜⑩まで、それぞれ24枚あるため、全レベル720枚のプリント量となっています。
「もじ」
絵と名前を一致させて反対語、動詞など、言葉の使い分けができるようになります。
・絵と文字の一致
絵とその名前(ひらがな)を結びつけることで、身近なものの名前を学ぶ。
・反対語や動詞の使い分け
絵と結びつけることで、言葉の意味や使い方を理解する。
・ひらがなの読み
書くことはなく、読むことに重点をおく。
「かず」
数の大小、順序の比較、図形問題などで数学的センスが身につきます。
・数の認識と対応
1〜10までの数字を物の数と結びつける。
・比較
「多い、少ない」「大きい、小さい」などを図形や絵で比較
・順序の理解
数字の並び替えや、○番目などの順番を意識する問題
・図形と空間認識
色や形、大きさを使った分類や比較問題
「ちえ」
社会の常識や物の名前などの知識が身につきます。
・書く力
線引きで運筆力をきたえ、文字を書く力をつける。
・間違い探し
同じ物や違う物を見つける。
・異種発見
動物や物の一部を見て、それが何か当てる問題で推理力を養う。
実際やってみた&効果
2児が七田式プリントをやってみて

720枚のプリント量ということで届く前、心構えはしていましたが、わりとコンパクトで助かりました。
プリント形式なので、一枚一枚はがせることが扱いやすくてよかったです。
分厚いワークだと、あるあるだと思うのですが上に浮いてくるのが私は苦手です。
幼児の力は弱いので、どうしても横で抑えてあげる必要が出てきます。
それに比べて、七田式プリントは1日ずつやる分だけちぎるので、子どもだけで取り組める点がいいですね。
七田式プリントをやってみて感じた効果

①学習習慣づくり
毎日の学習習慣作りにはぴったりの教材です。
毎日「もじ」「かず」「ちえ」から一枚ずつ3枚のプリントをする進め方です。
日によって、「もじ」ばっかりではなく淡々と3枚ずつというのが親子にも分かりやすく、習慣化しやすいです。
ちなみに我が家では、毎朝 朝食後 ダイニングテーブルで 七田式プリント3枚と決めています。それが、ずっと続いています。
②バランスが良い学力
子どものワークは親が決めることが大半だと思います。
もちろん我が家も、毎回私が決めています。
そうなると、内容が偏っていることが多々あります。
昔から算数苦手だった私は、図形センスを養うようなワークには魅力を全く感じません。
そこが、さすが七田式プリント!
しっかり入れてくれています。
4歳には「少し難しいかな?」と思いましたが、積み重ねればできていくものですね。
⑩のプリント取り組み中には、1人でできるようになっていました。
図形分野は、本格的には小学校4年生から出てくるのですが、本当にセンスです。
どれだけ教えても、実物を何度触らせても、分からない子には分かりません。
幼少期からの経験で培われていくものなので、後からつけにくい力です。

③しっかり身につく
七田式プリントは400%学習を謳っています。
全く分かりませんね。
簡単に言うと、同じような内容が4回続くということです。
子どもが嫌がる“また”をしれ〜っとイラストを変えながら出してくるのがお上手なんです。
さすがに4回もやると知識が定着し始めます。
さらに嬉しいことに、内容が同じなので子どもが親の力に頼ることなく取り組むきっかけになるのもありがたいです。
問題を1から読んであげなくても、昨日と同じ流れなので、取り組みやすいです。
七田式プリント みんなの声
七田式プリント購入前は、受験対策用の教材という認識でした。
確かに、Dまで本気で取り組んでいるお家の方の中には、受験をみすえている方も多いです。しかし小学校入学までにBレベルまでできていると、余裕をもって小学校生活を楽しめる土台となります。
七田式プリントのメリットとデメリット
七田式プリント デメリット

①価格が高い
どの口コミサイトをみても、だいたいこのような内容が多いです。
そのため、私自身購入には勇気がいりました。
そのため、七田式プリントAはフリマサイトで購入したくらいです。
14800円ってかなり大きい額ですもんね。
ただ30冊分の値段としてみると、1冊493円と、一般のワークよりもお手頃価格です。
②シンプルすぎる見た目
名前も ○○式 と少しレトロ感漂うネーミングで、固さを感じてしまうのは私だけでしょうか?
今流行りのプログラミング力とか学習できるの?と不安になるかもしれませんが、大丈夫です。
小学校で取り組んでいるプログラミング思考は、昔から学習してきた内容と大差ありません。
少しおしゃれに言っているだけです。
こどもちゃれんじやコナンゼミ、ポピーと比べて子どものワクワク感は確かにありません。
未だかつて、我が家では七田式プリントを並べて歓声が上がったことはありません。毎日淡々と取り組んでいます。
③720枚というレベチの量
いくら私たちが“まとめがい”にきらめくと言っても720枚は勇気がいります。
お試しで七田式プリントの①だけをという小分け販売がされていないことも、購入に踏み切れない原因ですよね。
毎日3枚ずつ取り組むとしても8ヶ月かかると思うと、8ヶ月後どうなっているかなんて自信がないですよね。
サンプルを取り寄せることができるので、一度やってみることをオススメします。 始めどき目安がクリアできているなら、ハードル低く取り組めると思います。
七田式プリント メリット

①学習習慣を身につけるには最高の教材
毎日の量が決まっているので、どんな時も3枚すると分かりやすく幼児期からの土台となりやすいです。
ワーク形式だと、パラパラめくって「ここやりたい!」と進めていくこともあると思います。そうなると最後に残るのは、苦手な問題オンパレード・・・。
それに、どこができていないかな?と探す手間も感じます。
学習習慣を身につけさせるためには、親子ともに無理なくできることが必須です。そのためには、毎日淡々と、程よいレベル感の同じ枚数を取り組むことが大切です。
②統一されたレベル感
七田式プリントの最大の魅力は統一されたレベル感だと感じています。
3年近く取り組んできて強く感じたのですが、七田式プリントは少しずつレベルを上げてきてくれます。
他のワークをやっている中で感じたことがあると思いますが、急に問題の出し方が変わったり、急に難しい問題が出てくることがありませんか?
七田式プリントは①〜⑩まで取り組むことで、少しずつ問題のレベルを上げてきてくれているので、子どもだけで進めることができる優秀な教材です。
Simple is the best.
③次の学習予定を立てやすい
720枚という膨大な量なので、簡単には終わりません。
次何をしたらいいのか探す手間も感じませんし、「本当にこれで必要な力がついているのか」と不安になることもありません。
淡々と毎日3枚こなすことで、確実に力がついてきます。
「ちえ」「もじ」「かず」と必要な知識も網羅されているので、小学校入学までに七田式プリントBまでできていたら安心です。
④散らからない
Simple is the best.
余計な付録がつかない、いたってシンプルなプリント教材です。
我が家では、子どもが「捨てないで」と長期保管をお願いするような扱いではないので、散らからず助かっています。
もし、途中でいらなくなってしまったら
フリマサイトで販売

高い買い物をする時に心配なのはこれですよね。
ご安心ください。
七田式プリントは根強い人気があります。
フリマサイトで未記入のものは、定価と変わることなく販売されています。

実際私もフリマサイトで購入して、フリマサイトで売却しました。
①メルカリで12500円で購入
*相場は13500〜14000円以内
②ヤフーフリマで13700円で売却
③334円赤字。つまり334円で七田式プリントに取り組むことができました。
ちなみに、一番お得な購入先は楽天市場の七田公式です。
楽天お買い物マラソン中に1000円offクーポンを使うことで最安値で購入することができます。
コピーをして使用する

自宅にコピー機がある場合は、コピーをとって原本を保管することがオススメです。
兄弟間で使い回しができたり、つまったところが多いと繰り返し取り組むことができたしします。
ただ、ここはお金をかけたくない!
そこで我が家では、「Cam Scanner」アプリを使ってスマホで簡単にPDF保存しておきます。
自宅のプリンターで白黒印刷して使用しています。たまに色問題が出てくるところがあるので、そこは注意です。
家庭教育を行うことは本当に大変です。
周りと比較してしまったり、感情的になった自分に罪悪感を感じてしまったり。
そんな苦しい毎日の中で1つでも、夜眠りにつく前に
「これを頑張った」
「今日も自分、1日お疲れ様」
そう思える毎日にしていきましょう。
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