こどもちゃれんじをやっているけれど、キッズワークの問題量に物足りなさを感じていませんか?
我が家は2児とも、すぐにキッズワークを終わらせてしまうので手持ち無沙汰を感じていました。私は10年以上小学校教員として、働いている2児のワーママです。この記事を読むことで、こどもちゃれんじに取り組みながら、市販のワークや無料プリントサイトを活用しながら手軽に、安価に、問題量を増やすことができます。
キッズワークすてっぷ1月号
1月号で身につく力

1月号のテーマは「立体図形」です。図形に関するページが11ページも出題されており、まさに「図形」強化ワークとなっていました。また、カタカナも今月から初めて、「読む」という内容が加わり、レベルアップしています。

1月号 内容一覧

様々な問題パターンの組み合わせで、子どもが楽しく取り組めるような構成で29ページの仕上がりとなっています。
- 絵あわせ
- 立体図形
- 時計の読み 1日の時間の流れ
- 高さ比較
- 立体図形
- 順序数
- 絵あわせ&計数
- カタカナの読み
- ひらがな なぞりがき
- ★条件迷路、計数
- ★図形描写
- 間違い探し
- 仲間集め
- 影絵
- ひらがな なぞりがき、話の順序
キッズワークで育てる力
国語に結びつく 文字の読み書き力

今月から、カタカナを読むという内容が加わっています。12月号までは、カタカナを選んだり、見つけたりする内容にとどまっていましたが、似た形のカタカナを識別するという「読み」が新たに加わっています。
小学校1年生の9月ごろにカタカナの読み学習が始まります。ひらがなは初めということもあり、1文字1文字丁寧に時間をかけて習得しますが、カタカナは1〜2ヶ月でさらりと学習が進んでしまいます。そのため、先取りで学習しておくことで、つまずきを回避できます。
①カタカナを習得しよう

「ウ」と「ワ」、「ク」と「ワ」など形が似たものがあるので、正しい文字を選択できるよう、この際に47文字の読みをマスターしてしまいましょう。
また、ポケモンを使うことで遊びながらカタカナの学習を進めることができます。ポケモンの名前はほとんどがカタカナ表記のため、キャラクターの名前を知っていれば、興味づけはバッチリです。もちろん、レストランでメニューを見ながら「オムライス」や「ポテト」など、好きなメニューと関連づけるのもオススメです。
我が家の次男は、ウルトラマンとパウパトロールが大好きなので、ウルトラマン図鑑を見ているうちに気づいたらカタカナの読みは習得していました。子どもの吸収力はすごいですよね。

②微妙にレベルが上がっている仲間集め
「寒い時の服装」や「雨の日の必要装備品」を集める問題でした。
「寒い時の防寒具」や「雨具」についての知識がどれだけあるかです。
もし、困っていたら
「手が冷たいね。何が必要?」と1つ1つ確認してあげましょう。
③話の流れを確認!ひらがなのなぞりがき

課題としては、ひらがなのなぞりがきでした。
しかし同時に話の展開が分かりやすく書かれていたので、お子さんと一緒に読みながら確認してみるのもおすすめです。
物語の「起承転結」の特徴が分かりやすく描かれていました。
算数に結びつく 数字を数え、数量を理解する力

10月号から「時計プログラム」が開始されています。そして12月号からレベルアップして、正時の読みを学習しています。
①短針が指す数字に着目!時計の正時読み
最近では、デジタル時計が主流となりつつあります。しかし、未だに学校や公共機関の多くではアナログ時計が設置されているので、時計の読みは必須知識とされています。
小学校1年生では、自分で時計を見て行動することが求められるので、入学までに正時と半の読みができていると安心です。
正時読みの習得して、短針が指している数字にのみ着目させることが肝心です。


以前、時計の読み方を習得するコツを書いているので、こちらもご覧ください。
②久しぶりの順序数
久しぶりに登場した順序数です。左右と前後それぞれの順序が出てきていました。
以前、何度も登場していたので復習感覚で取り組むことができると思います。
③高さ棒を使って高さ比較

比較対象の物が横並びにいないので、比較がしにくくなっています。
添付されている高さ棒を使いながら、登場人物の高さを比べましょう。定規で物を測るという学習活動に今後繋がっていきます。
コンパスや分度器、定規などを使うことは子どもにとっては、とっても難しいことです。基準となるものに“合わせる”際の力加減が難しく、得手不得手がはっきり表れてきます。
定規を使う前に、このような高さ棒やひもなどを用いて、長短や高低を比較する活動をたくさんさせてあげてください。
小学校に上がってから、スムーズにコンパスや分度器、定規などを使うことができますよ。
後付け困難!図形的センスを磨く

小学校に上がるにつれ、得手不得手がハッキリと表れてくる空間認知力は、後で力をつけることが難しい分野です。1年生の11月頃に学習する「かたち」として出てくる内容です。
低学年算数で三大不人気の1つ、「図形」です。
ちなみに、他2つは「時計」「単位」です。
①上から捉えた図形

同じものでも視点を変えると見え方が異なることを学ぶ課題です。
今までにない学習内容でした。
ワークでつまった場合は、実際に物を用意してあげて、上から見る活動があると理解しやすくなります。


上から捉えた図形が簡単にできた場合は、横から捉えた場合にも挑戦しましょう。
②違いが小さくなった影絵
3つのイラストのうち、1つは全く違うのですが、残りの2つは非常に良く似ていて迷ってしまう!
そんなレベル感になっています。
頭の上の飾りが微妙に大きいかという違いだけでした。難しいですね。
私自身、少し悩んでしまいました。
どう力をつける?!挑戦問題
ワーク最難関の挑戦問題

1月号の挑戦問題は条件迷路と図形描写でした。
①久しぶりに登場!条件迷路

帽子とりんごを持っているが条件でした。
一見簡単そうに見えますが、帽子の色や、りんごを持つ手が左右で異なっていました。
迷うかもしれませんが、「帽子とりんごの有無」に着目して声かけしてあげれば、難なくできると思います。
今まで全く同じものを探すことが多かったですが、今回は探す対象物の条件に着目することが大切です。
②図形描写

小学校受験問題に頻出する図形描写です。図形描写で培われる力として3つあります。
・図形認識力
・空間認知力
・構成把握力
図形認識力
図形の位置や向き、大きさを正確に把握する力が鍛えられます。
空間認知力
図形をどの位置に、どう配置するか、全体と部分の関係を理解して記憶する力が鍛えられます。
構成把握力
図形をどの位置にどう配置するか、全体と部分の関係を理解する力が鍛えられます。
ひらがなの読みができたら音読へ!

このブログ内では、無料のプリントサイトやおすすめのワークなど紙教材をメインにおすすめしています。しかし、読みに関しては徐々に単語から文章にシフトしているため、プリントが少なくなってきています。本を読むほどではないこの時期には、「音読」をオススメします。
「頭がよくなる!はじめての寝るまえ1分おんどく」


ご存知の方も多いと思います。
我が家では、寝る前ではなく朝の学習時に暗唱するために活用しています。
「音読」の効果はすごいです。
小学校で毎日出している「音読」に正直始めは意味を感じていませんでした。しかし、最近では、その効果を実感してきています。
語彙力の向上や読書への興味付けに間違いなく効果を発揮しています。
本を読むことは難しいけれど、簡単な文章や短い詩から読書への種まきをはじめましょう。
古風な詩集とは違い、名作の一部分や難解な古文のみならず、今時の歌のフレーズや絵本のフレーズが出てくるので子どもも楽しみながら音読しています。
短いものでも「読めた!」という自信が特に次男には良かったみたいで、そこから読書をし始めています。
キッズワークだけでは、物足りない場合は追加受講もオススメです。
すでにこどもちゃれんじ受講中の方は、545円で受講可能です。
ネット申し込み&電話申し込みが可能です。
こどもちゃれんじを受講していない方も838円でワークのみ購入できます。申し込みは電話のみとなります。
0120ー426ー330(9:00〜21:00)
こどもちゃれんじのキッズワークは、学習の適齢期が分かり、楽しく取り組むことができるので個人的にとてもオススメです。ただ、問題量が少ない点が残念なので、できるだけ安価に大量に学習ができたらと思います。紹介しているサイトやワークを使いながら、学習量を増やすことにお役立てください。
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